2014.06.02更新

こんにちはhappy01

6月になったばかりというのに、とても熱い日が続き梅雨を通り越して夏ですねsun
暑さで体調を崩されないようお気をつけ下さいcoldsweats01


先日、チワワのクーちゃんがシャンプー&カットに来てくれましたhappy01notesnotes







てへぺろheart01bleah






青いリボンが良く似合ってますねsign01happy02ribbon
かわいい〜heart04






とってもおりこうさんでしたshineshine
また来てくださいね〜happy01notes

投稿者: 制作

2014.05.26更新

犬猫のスネの骨(脛骨)の骨折は割と多く見られます。

折れている場所によって治療の仕方も変わってきます。

今回の例は犬の脛骨骨折で粉砕骨折です。
粉砕骨折は単純骨折よりも複雑になります。折れている場所は真ん中より少し上です。
このタイプの骨折は骨折片の完全な整復が不可能なため生物学的骨癒合が最適です。つまり骨折部位の骨片を一つ一つパズルを合わせるように治すよりも骨折部位はあまりいじらずに骨をまっすぐに支えることを目的に整復します。そうすることで複数に分かれた骨片が自然に寄り添って治癒します。
ちなみに脛骨上部にあるピンは膝蓋骨内方脱臼を整復した際のものです。
 

手術直後のレントゲン写真です。今回は髄内ピンとプレートにて整復しました。骨折部位の骨片にはなるべく触れないようにし血行を遮断しないようしました。そうすることでバラバラになった骨片の回復が早くなります。
 

手術後3ヶ月経過した時点でのレントゲン写真です。バラバラになっていた骨片がキレイに癒合しているのがわかります。歩行状態も骨折前とほぼ同じ状態になり、元気に走っています。手術後半年くらいでピンやプレートを取り出すことを考えます。しかし生活上支障がなければそのままにしておいても問題になることはほとんどありません。
     

半年経ったところでレントゲン検査にて骨密度が低いようにみえましたので、髄内ピンとプレートを取り除きました。
 



その他の例としてこれはまだ若い猫の脛骨の足首に近い部位(脛骨の下の部分)での単純骨折です。プレートのみで整復しました。
   

さらにもう1例あげると、若いプードルの脛骨の膝関節のすぐ下が骨折している例です(脛骨の上の部分)。単純骨折です。
ピンを二本いれて固定しました。






このように折れている場所や折れ方により治し方が違ってきます。それぞれの状況に応じて最良な方法を考えて手術を行います。






調布市、府中市、三鷹市周辺の方で犬猫の骨折でお困りの方は西調布犬猫クリニックまでご相談ください

投稿者: 制作

2014.04.21更新

猫ちゃんの口のなかにできる悪性腫瘍のなかで1番多いものは扁平上皮癌です。口のなかのどこにでもできます。一番厄介なのは舌の裏側にできるものや喉にできるものです。見つかりにくい上に治療が困難なことがほとんどです。歯肉(歯茎)にできることもあります。歯肉にできたものでモリモリと盛り上がって大きくなっているものに関しては手術やその後の補助治療によって良好な予後を得ることもあります(大きさやどのくらい進行しているかにもよりますが・・・)。潰瘍を形成し出血や化膿しているような場合は治療後の予後は悪い場合があります。いずれにしても早期発見が重要であり、気になることがあれば動物病院にご相談ください。

この猫ちゃんは2ヶ月前ぐらいから口を気にしているとのことで来院されました。
下あごの奥歯の歯茎が少し盛り上がっていて、充血しているのがわかります。
麻酔下でこの部位のレントゲン撮影と組織生検をおこないました。レントゲン写真では下顎骨が溶けていることが判明し、病理検査では扁平上皮癌であることがわかりました。
癌をこのままにしておくと、癌の増大の結果食べることができなくなること、腫瘍の表面の自壊感染、さらに骨が溶けていくことでの痛みの増大により死期を早めることになることを説明し手術により切除することにしました。扁平上皮癌は周囲組織への浸潤性が非常に強いので広範囲の切除が必要です。そこで片側の下顎をすべて切除することにしました。





手術時の写真です。黒い糸は組織生検時に縫ったものです。


可能な限り腫瘍を残さないように慎重に切開を進めます。


前後左右上下いずれの方向も腫瘍から最低1㎝のマージンを取るようにします。



片側の下顎を切除したところです。肉眼状は腫瘍をすべて切除できました。



下顎を切除した後の出血を慎重に止血します。


術後の舌の動きなどを考え口のなかを縫合します。


下顎が無いことで舌が横に垂れるのを防ぐため、唇の端の部分を縫い縮めた所です。
これにより舌が垂れにくくなります。



手術後3週間経ったときの写真です。抜歯は済んでいます。手術後2週間ぐらいはヨダレで口のまわりが汚れます。エリザベスカラーをとって、顎周囲をきれいに拭いたところです。


残った方の下あごは少し真ん中にズレますが、見た目はそんなにわかりません。



手術後6ヶ月時の写真です。ヨダレで少し汚れてしまうとのことですが見た目はそんなに気にならないとのことです。

再発や転移も無く順調に経過しています



次の猫さんは1ヶ月ほど前から下あごが腫れてきたということで来院されました。前医では「抗生剤等の治療を行ったが効かないので腫瘍だと思う。もう何もできないので消炎剤で様子を見ましょう」と言われたとのことです。当院にはもうどうにもできないものなのかを聞きたいとのことで来院されました。当院では、まず何の腫瘍で、腫瘍はどこまで広がっているのかを精査しました。そして下顎リンパ節やその他の臓器への転移が見られず、病理検査では扁平上皮癌という結果でした。そこで飼い主様に治療法をいくつか提案し、それぞれのメリット、デメリットを説明しました。もちろんこのまま経過をみるのも一つの選択肢として提示しました。その中から飼い主様は外科的に切除することを選択されましたので手術を行いました。

向かって右側の下顎が盛り上がっています。触ると非常に大きく固い組織です。



最初の例とは違いあまりにも腫瘍が大きいためマージンを十分に取ることはできません。この場合、手術の目的は根治ではなく、あくまでも緩和治療です。


根治は難しいですが、再発を極力遅らせるためにできる限り腫瘍を取り除くことを考えます。


下顎の前歯を半分に割り、腫瘍の内側を分離していきます。


腫瘍が存在する下あご半分を切除したところです。腫瘍が巨大なのがわかります。


腫瘍を切除したあとの様子です。舌の付け根まで切開が及んでいます。


口腔粘膜と口唇粘膜を縫合したところです。



手術が終了したところです。この後は1週間程度は入院となり、その間は疼痛管理をしっかりと行います。この猫さんは性格的に入院中は自らゴハンを食べないことが予想されましたので頸部に食道瘻チューブを留置し、そこから流動食を給餌しました。これにより術後、食べないことで体力が低下するのを防ぐことができます。


術後の病理検査では、腫瘍は取りきれているが腫瘍周囲を覆っている正常組織の幅はわずか1ミリとのことでした。


退院後はすぐに自分の口から食餌を取り、術前からあったヨダレも止まり、非常に良好に経過しています。手術後の顔面の変化もなく飼い主様は非常に満足しておられました。

猫さんの口腔内にできる扁平上皮癌には今回ご紹介したような腫瘤(カタマリ)を形成するタイプと潰瘍(表面が崩れている)を形成するタイプがみられます。潰瘍形成型は予後は非常に悪いのに対し腫瘤形成型は手術で切除できれば、比較的良い予後が期待できます。ですので当院ではたとえ根治が難しいとされている扁平上皮癌であっても、タイプによって積極的に手術をおこなっております。


下顎を取るというのは大掛かりな手術であり、術後の状態等も含め可愛そうということで手術をあきらめる方もいらっしゃると思います。しかしながら癌を放っておいた場合どうなるかを考えていただくことが重要です。どんどん大きくなって、自壊し、化膿します。少しの口内炎でも痛いのに、その部位に歯があたり痛みは日に日にひどくなります。さらに骨が溶ける時の痛みも強く、ゴハンを食べることなんて到底できなくなります。さらに進むと外側にも張り出し常に出血が見られ血だらけになることもあります。当然内側に張り出すと、ものが飲み込めません。食べれないことと、感染、痛みなどで急激に衰弱していきます。術後数日の痛みと延々と続く痛み、どちらがつらいですか?安易に手術をしないという選択をする前にじっくり考えていただき、その結果として手術をしないという選択をしたならば尊重いたします。なにが一番いいのかをご家族の皆様とよく考えていただくのがいいと考えます。


ちなみに下の写真はすでに手術での切除が不可能な状態で来院された猫さんです。口内炎ということで治療を続けていたとのことです。なかなかよくならないとのことで当院に来院されましたが腫瘍は喉の奥まで浸潤しており手術は不可能と判断しました。





 

投稿者: 制作

2014.04.05更新

こんにちは
キャバリアのクッキーちゃんですdog

今日は体をキレイにトリミングしましたよ〜shineshineshine



トリミング前のクッキーちゃん
『何されるんだろう』と不思議な顔coldsweats01



そして・・・・・










トリミング後のクッキーちゃんですheart01shine
こんなにスッキリしちゃいました!!
キレイになりましたね〜happy02
リボンも似合ってて可愛いlovely

クッキーちゃんも嬉しそうですnote
また来てくださいね〜happy01


投稿者: 制作

2014.03.29更新

ペットホテルで来てくれた
トイ・プードルのチョコ君とチワワのトム君notes



同じお家の子なのでとっても仲良しheart04




チョコ君はお人形さんが大好きhappy02heart04
投げると必ず持ってきてくれますhappy01heart01




トム君はおやつが大好きcatfaceheart02
目線の先には大好きなオ・ヤ・ツlovely



おねだり中lovely




二人とも楽しそうにずっとハシャイでいましたhappy02notesnotes



二人ともまた来てね〜happy01note



投稿者: 制作

2014.03.27更新

ペットホテルにお泊りしました、ミミちゃん♪

マルチーズ×チワワのMIXのミミちゃんは、
真っ白なやわらか〜い毛並みと愛くるしいお顔がとっても可愛い女の子ですheart04


『なぁに?』首を傾げてるの様子もとっても可愛い!



性格はと〜ってもおしとやかconfidentribbon

お預かりしたパンのおもちゃで一緒に遊びました♪♪



ペロっとbleah



ぱたぱたdash



ちょっぴりシャイなのかな〜catface
ちょこんと座ってる姿にもとっても癒されましたariesnotes

また遊ぼうね!また来てね〜happy01

投稿者: 制作

2014.03.22更新

ペットホテルでお泊まりのココちゃんですchick


とっっても元気なココちゃんです。お人形さんが大好きでいつも一緒heart04



ココちゃん、また来てね〜happy02待ってるよ〜clover



投稿者: 制作

2014.02.22更新

今回は胃瘻チューブについて

胃瘻チューブについては人間では賛否両論です。最近ではなるべく口から食べる訓練をしたり、早期に胃瘻チューブから離脱するようになってきています。

当院での胃瘻チューブの考え方としては胃瘻チューブを設置すれば病気を克服し元気な状態に戻れる可能性が高いのであれば積極的に実施しています。胃瘻チューブの設置については9割は猫で実施しています。その理由は犬の場合、病気を治せば食べてくれるようになることがほとんどであるからです。猫では病気になると食欲がなくなり、その状態が続くと肝リピドーシスなどを併発しさらに回復を困難にします。さらに猫は重い病気になると餓死します。つまりまったく食べなくなります。その餓死を防ぎ栄養状態をいい状態で保ちつつ、病気を治療するために胃瘻チューブを設置します。

胃瘻チューブというと多くの方は「かわいそう」とか「チューブがお腹から出ているなんて」とか「やり方がわからない」等の理由で拒否感をもたれると思います。ですが実際はつけてみると意外と管理も楽だし、やり方も簡単だし、見た目も気にならないなどつけてよかったいう方がほとんどです。

胃瘻チューブを設置する猫ちゃんは口や喉、舌に腫瘍ができたりして食べることができないコ。重度の口内炎のコ。重度の膵炎や肝リピドーシスのコ、抗がん剤治療中で食欲が安定しないコ。腎不全で食事や飲水がままならないコなどです。


この猫ちゃんは重度の腎不全でした。しかし胃瘻チューブを設置することでみるみる元気になってふっくらとしています。胃瘻チューブから水分も補給できるため皮下点滴も必要ありません。お薬もチューブから投与できます。

お腹からチューブが出ているところです。月に1回程度周囲の毛を刈ります。出ているチューブは着ている服のポケットに丸めていれます。


胃瘻チューブ用の洋服もインターネットで探すと作ってくれるお店があります。かわいいです。


このネコちゃんは喉の扁平上皮癌で食べることができなくなり設置しました。


このコは食道裂口ヘルニアの手術時に腎不全もあったため設置しました。このコの場合は手術と同時に開腹下で設置しましたが、通常は開腹することはありませんので侵襲も最小限です。


このお洋服は飼い主様の手作りです。とっても似合っていますね。チューブはポケットにはいっています。


胃瘻チューブを設置した猫さん達はみんなチューブを許容し、自分で抜き取ったりすることはほとんどありません。1例でポケットから出ているチューブを噛んでしまったこと、もう1例でポケットから出てしまっていたチューブがテレビから飛び降りた際に引っ掛かってしまい抜けてしまったことがありましたがそれ以外の事故はいまのところありません。


胃瘻チューブは皆さんが思っているほど大変なものではありません。まったく食べない状況であとはただ見ていくしかないという状況の猫が胃瘻チューブを設置することで元気になっていく姿を何度も見てきました。この写真を見て胃瘻チューブへの理解が広がれば幸いです。

投稿者: 制作

2014.02.10更新

白いトイプードルのきなこちゃんですup

飼い主様がご旅行ということでペットホテルに来ましたshine




とっても可愛いお顔ですねheart02少しアレルギー体質なんですが、そんなのどこ吹く風で元気に駆け回っていました〜happy02


速すぎて見えない・・・。


舌をぺろっとだしてかわいいね〜shine

また来てね〜


投稿者: 制作

2014.01.30更新

バクちゃんですnote

元気すぎるくらい元気です。

ペットホテルでお泊まりしました。とってもいい子でしたよ〜cherry


おもちとも遊んでくれてありがとapple


おもちも楽しそうでしたhappy01


また遊びに来てね〜cat


















投稿者: 制作

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