院長ブログ

2022.07.17更新

調布市、三鷹市、府中市の皆様、こんにちは

 

 

ブログをご覧いただきありがとうございます。
東京都調布市の西調布犬猫クリニックで受付をしています森田と申しますsheep

 

連日猛暑が続いていますね。
暑さのせいか体調を崩すわんちゃんねこちゃんが当院にも毎日のように来院されています。
わんちゃんはヒトよりも熱中症になりやすいため、特に注意が必要です。
本日は熱中症について簡単にお話しさせて頂きたいと思いますpencil1

熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態のことを言います。

そのため、熱中症は屋内でも屋外でも起きますので、夏の時期は常に注意が必要ですehe

 

わんちゃんは汗をかくことがほとんどできないため、体温調節が苦手です。体にこもった熱は主に「パンティング」と呼ばれる呼吸で調節します。

特に短頭種と呼ばれる犬種(ブルドッグ、パグなど)の子や肥満の子はすぐに体温が上がってしまい、また体温が下がり難いため、より注意が必要です。

 

暑い日にハァハァとした呼吸を始めたら、すぐに体を冷やしてあげると熱中症対策には効果的です。最近では体を冷やすお散歩グッズが豊富にありますので、うまく使ってあげてください。

もちろん、水分補給も重要ですので、こまめな給水もお願いしますnico

長時間「パンティング」の状態が続いていると、体温はどんどん上昇し、ついには熱中症になってしまいます。そうならないように、夏の間はしっかり予防してあげてください。

 

万が一、熱中症になった場合や疑わしい場合は、すぐに動物病院を受診してください。
早期に治療ができればすぐに良くなります。
しっかり対策/予防をして、快適な夏をお過ごしください!汗

投稿者: 西調布犬猫クリニック

2022.04.06更新

調布市、三鷹市、府中市の皆様、こんにちは

東京都調布市の西調布犬猫クリニックです。

 

愛犬の身体にしこりが認められたら、悪い病気にかかっていないか心配になりますよね。とくに怖いのが「がん」とも呼ばれる悪性腫瘍です。ワンちゃんの悪性腫瘍では「悪性リンパ腫」や「肥満細胞腫」などでしこりが生じ、早急な対応が求められます。もちろん、犬の身体のしこりは良性腫瘍の可能性もあるため、見た目で判断せずに動物病院で診てもらうことが大切です。今回はそんな犬の身体にしこりが現れた場合に考えられる病気と原因、対処法をわかりやすく解説します。

 

▼そもそも「しこり」とは?

「しこり」というのは俗称のようなもので、専門的には「腫瘤(しゅうりゅう)」といいます。皮膚もしくは皮下組織にできる塊を指し、腫瘍だけでなく嚢胞や水疱も含まれます。ですから、腫瘤=腫瘍ではなく、何らかの理由で隆起したり、肥大化したりした組織を腫瘤(=しこり)と呼んでいるのです。犬の身体にはしこりが生じやすく、不安な思いをされたことがある飼い主さんも多いことでしょう。

 

▼犬の身体のしこりで考えられる病気

犬の身体にしこりができた場合、次に挙げるような良性腫瘍と悪性腫瘍が疑われます。

 

【良性腫瘍】

 

◎皮脂腺腫(ひしせんしゅ)

皮脂腺腫とは、黄白色をしたドーム状のしこりで、1cm以上になることは稀です。老齢犬に好発し、患部に脱毛を伴います。その名の通り皮脂を分泌する皮脂腺が異常に増殖して、腫瘍を形成する病気です。皮脂腺腫は良性腫瘍ですが、ごく稀なケースで悪性腫瘍である皮脂上皮腫や皮脂腺癌に移行することがあります。

 

◎乳頭腫(にゅうとうしゅ)

乳頭腫とは、白色をしたカリフラワー状のしこりで、主にパピローマウイルスへの感染が原因となります。積極的な治療が不要であることも多く、数週間から数ヶ月かけて大きくなっていきます。必要に応じて炭酸ガスレーザー焼烙、外科切除などで対応します。

 

◎脂肪腫(しぼうしゅ)

脂肪腫とは、皮下組織にできる脂肪の塊です。肌色でやわらかく、数年かけて徐々に大きくなるのが特徴です。急速に大きくなる場合は悪性腫瘍である脂肪肉腫が考えられるため要注意です。脂肪腫であれば、積極的な処置を施さず、経過を見ていくことが多いです。

 

◎組織球腫(そしききゅうしゅ)

組織球腫とは、皮膚に赤色ドーム状の病変を形成する病気です。患部は無毛となり、場合によっては潰瘍を伴うこともあります。非常に特徴的な症状を呈することから、診断しやすい腫瘍といえます。3歳未満の若齢犬に好発するという点も特殊であるといえます。

 

◎乳腺腫瘍(にゅうせんしゅよう)

乳腺腫瘍とは、高齢の雌犬で好発する病気で、乳腺に腫瘍が形成されます。女性ホルモン依存性の腫瘍であり、若年期に避妊手術することでその発生を抑えることが可能です。良性:悪性の比率はおおよそ50%:50%であり、乳腺にしこりが認められたら切除して病理検査を受けた方が良いといえます。発生当初は小豆くらいのしこりで、それが急速に大きくなる場合は悪性が疑われます。

 

【悪性腫瘍】

 

◎肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)

肥満細胞腫とは、文字通り肥満細胞が腫瘍化したもので、悪性腫瘍に分類されます。皮膚に発生した場合はしこりを形成します。「肥満」という名前が付いていますが、太っていることを意味する“肥満”とは関係なく、炎症やアレルギー反応と関係が深い「肥満細胞」が異常に増殖する病気です。そのため、肥満細胞腫になるとヒスタミンが過剰に放出されて周囲に炎症反応が起こります。また、悪性腫瘍であることから、その他の臓器に転移する点にも注意が必要です。肥満細胞腫の見た目は多様で、外観だけで判断するのは難しいといえます。

 

◎悪性リンパ腫(あくせいりんぱしゅ)

悪性リンパ腫とは、白血球の1種であるリンパ球が異常に増殖する病気です。免疫を担う細胞が腫瘍化するため、感染症にかかりやすくなります。病気が進行すると、食欲不振や嘔吐、下痢なども見られるようになります。6歳以上の中高齢で発症することが多く、抗がん剤による治療が一般的です。

 

▼しこりを見つけたときの対処法

 

愛犬の皮膚にしこりを見つけたら、できるだけ早く動物病院を受診しましょう、犬のしこりの原因は、専門家でなければ正確に診断することができません。上述した悪性腫瘍の可能性も考えられますので、自己判断はせず、獣医さんの意見を聞きましょう。長い期間、大きさがほとんど変わらず、症状も安定しているようであれば良性の可能性も高いですが、獣医さんから正確な診断を受けた方が安心できますよね。

 

▼まとめ

このように、犬の身体にはいろいろな原因でしこりが生じます。今回ご紹介したもの以外にも皮膚にしこりができる病気はありますので、気になる症状が認められたら西調布犬猫クリニックまでご連絡ください。

 

②

 

投稿者: 西調布犬猫クリニック

2020.02.16更新

暖かい日があったり、寒い日があったり、なんだか変な冬になっておりますがbirdbird
皆様いかがお過ごしでしょうか?
さてさて、お正月に今年はブログ頑張っていきますなんて言いながらなかなか更新できずにおりました。

今回は少し自慢になりますが少しお付き合いください。

この度、手術用の機械を買いまして、これが超超超優れものであります。

その名もオリンパスサンダービートといいます。

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どんな機械かといいますと血管を切る際に超音波と電気メスのバイポーラエネルギーを同時に使って凝固し切離します。
これにより手術時間がかなり短縮されます。従来の超音波シーリング装置よりもスピーディです。
当院では高齢のワンちゃんネコちゃんの腫瘍疾患が非常に多く、そういった動物たちの手術を短時間で終わらせることができるのですごく助かります。
実際どのぐらいの短縮になるかと言うと猫の乳腺腫瘍の手術(片側全摘手術)に関しては驚くなかれ、

これまでの半分の時間で終わらせることができます。


今まで私は手術と言ったら結紮が1番と考えておりました。結紮が早ければ手術も早く終わると考えておりました。

ゆえに若手時代には暇さえあれば結紮の練習をして、人よりもはやくうまくなろうと努力してまいりました。

しかしこの機械を使うようになって、これまでの考えを改めざるを得ません。

便利な時代になりました。

でも手術時間が短くて済むので動物たちの負担もかなり減らせます!かなり高額な買い物eheでしたが、大満足ですgya

避妊手術、去勢手術にも使用しておりますので、体内に残す縫合糸も最小限で済むようになりました。

これからもどんどん使っていきたいと思います!

つまらない話におつきあいいただきありがとうございました。

今後とも西調布犬猫クリニックをよろしくお願いいたします!!

 

①

 

投稿者: 西調布犬猫クリニック

2020.01.05更新

あけましておめでとうございますglitter

いやー、明けましたね〜。

私、やっと厄年もあけまして、清々しい気分であります。

今年も張り切って行きたいと思います!!

さて今年も1・2月にスケーリングキャンペーンを行います。

普段よりもお得になっておりますのでこの機会にぜひご利用ください。

ご興味がありましたら、スタッフまでお問い合わせください。

 

 

投稿者: 西調布犬猫クリニック

2019.12.27更新

今年も残すところあとわずかとなりました。

私、ちょっと風邪っぽい感じになっておりますが最後まで頑張ろうと思います。

さて、なかなか時間がなく皆様にご紹介できずにおりましたが、10月に1名、11月に1名の獣医師を増員致しました。

今年の3月に藤原獣医師が結婚を機に退職されましたが、それ以後私一人で診療を行っておりました。

流石にもう限界と思っていたところにいきなり2名増えましたので、気持ちとしては涙が出るほど嬉しいです。

二人とも女性です。男性が苦手なワンちゃんネコちゃんにも朗報です。

やる気満々元気な若手と、鍼治療もできるベテランですが今後ともよろしくお願いいたします。

このご時世、個人情報云々でここでは詳細をご紹介できません。

ご興味がある方は診察時に色々お話ししてみてください。

 

少しだけ、私にも時間の余裕ができそうなので、またブログを少しづつやっていこうかなと思っております。

ではみなさまお身体に気をつけて良いお年をお迎えください!!

投稿者: 西調布犬猫クリニック

2019.10.25更新

11月の休診のお知らせです

11月4日(月)文化の日振替休日

11月23日(土)勤労感謝の日

の祝日はお休みとなります。

なお、11月3日(日)文化の日は平常通り診療いたします。

 

ご迷惑をおかけいたしますが宜しくお願いいたします。

 

西調布犬猫クリニック

投稿者: 西調布犬猫クリニック

2017.12.31更新

いよいよ2017年も今日で最後ですね。

みなさま今年も一年色々とお世話になりました。

至らなかった点も多々あるかと思いますが、また来年もよろしくお願いいたします。

それでは本日午前の診療を持って今年の診療は終了となります。

 

また2018年、元気にお会いしましょう!!ヾ(@°▽°@)ノヾ(@°▽°@)ノヾ(@°▽°@)ノヾ(@°▽°@)ノ

投稿者: 西調布犬猫クリニック

2017.12.26更新

年末年始の休診日のお知らせです。

第19回麻布大学附属動物病院腫瘍科OB会総会への参加のため

★12月27日(水)は休診とさせていただきます
 (藤原獣医師の予約診療は可能となっております)

★年末年始は
 12月31日 :午前診療、午後は休診
 1月1日〜4日:休診

 1月5日より平常通りの診察となります。

      よろしくお願いいたします。  西調布犬猫クリニック

投稿者: 西調布犬猫クリニック

2017.04.01更新

こちらで更新して参ります。

投稿者: 西調布犬猫クリニック

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