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最終受付時間は18:00となります  休診日:火曜日、祝日

泌尿器科 urology

このような症状に
心当たりはありませんか?
symptoms

  • 尿の回数や量が
    増えた、減った

  • 尿が出ない

  • 血尿が出る

  • 尿道から石が出る

  • お腹を痛がる

  • 食欲不振になり、
    体重が減少した

よくある病気 disease

慢性腎臓病

慢性腎臓病とは、腎臓がダメージを受けて機能が損なわれ、腎機能の低下が慢性的に続く状態で、最終的には末期腎不全へと移行する病態です。原因は細菌感染、ウイルス感染、結石、腫瘍、免疫疾患などからくる腎炎など、多岐にわたります。はっきりとした原因がわからない場合もあります。

尿結石症

尿結石症ってどんな病気?

尿結石症とは、尿に含まれるミネラル成分が腎臓や膀胱の中で結晶化し、強い痛みや血尿など様々な症状を引き起こす病気です。 特にオスのネコちゃんは膀胱でできた結石が尿道で詰まりやすく、「猫下部尿路疾患(FLUTD)」と呼ばれています。結石によって尿道が詰まる尿道閉塞を発症すると、急性腎不全や尿毒症といった命に関わる状態につながります。他に腎臓でできた結石が尿管に落ちて尿管内で詰まってしまう尿管結石もよくみられます。

必要な治療は?

結石を溶かす内科療法と、結石を取り出す外科療法の2パターンがあります。結石がまだ小さいストラバイト結石である場合は、食事療法で結石を溶かすことができます。ストラバイト結石は、尿中にリンやマグネシウムが多く含まれ、アルカリ性である場合にできやすいため、食事療法で尿を酸性に近づけると、自然に結石を溶かすことが可能です。結石が大きい場合は手術が必要になります。

結石の種類がシュウ酸カルシウム結石である場合は食事療法で溶かすことができません。外科手術で結石を除去した後に、食事療法によって再発防止に努めます。

surgery

尿管結石の手術 surgery

  1. 麻酔・開腹

    全身麻酔を行います。モニタリング、疼痛管理をしっかり行い、安定させ得た状態で、お腹の中央部を切開して、尿管内の結石を確認します。どのような方法で手術を行うかはある程度、術前の検査(血液検査、レントゲン検査、超音波検査、尿路造影検査など)でいくつかの選択肢を挙げておき、最終的にはお腹を開いた状態で決定します。

  2. 結石の摘出・縫合

    一番単純な方法は結石を取り出すため尿管を切開し、結石を取り出した後に縫合します。ただし尿管は細いので乱暴に扱うとその部位が狭窄し、尿が通りにくくなります。髪の毛より細い糸で丁寧に縫合します。尿管内を結石が転がったり、詰まったりを繰り返すと繊維化し固く狭窄します。繊維化や狭窄が重度の場合は一部尿管を切り取って、尿管膀胱吻合を行なったり、範囲が広い場合にはSUBシステムという人工的な尿管に置き換えたりすることがあります。

  3. 予後観察

    術後は尿の漏出や閉塞がないか、入院して経過をみます。問題がなければ、退院し、その後は結石症の再発防止のために、食事療法に取り組んでいただきます。ただし食事療法だけでは再発することもあるので、とにかく水分を多く摂らせることが重要となります。

feature 当クリニックの
(腎)泌尿器科の特徴

  • feature 
    経験に裏打ちされた外科手術 experienced surgery

    当クリニックでは様々な外科手術に対応してまいりました。これまでに培ってきた経験を基に、腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石など、幅広い(腎)泌尿器科の病気の手術行なっております。他にも会陰ヘルニアの手術に力を入れております。再発を繰り返したり、高齢だからという理由で手術を断られたりなどでお困りの場合には気軽にご相談ください。

  • feature 
    麻酔・鎮痛について anesthesia/analgesia

    外科的手術を行う際には、ワンちゃん・ネコちゃんが術中・術後に可能な限り痛みで苦しむことがないように心がけています。手術の前には全身の状態をしっかりと調べて麻酔リスクの評価を行い、可能な限り身体に負担のかからない形で麻酔を行わせていただきます。さらに、低侵襲での手術を心がけることにより、患部をできる限りスピーディーに治癒へ導きます。

  • feature 
    食事療法の指導 diet guidance

    腎)泌尿器の病気を予防・治療する上で重要となるのが、毎日の食事内容です。大切な家族であるワンちゃん・ネコちゃんがいつまでも健康でいられるように、食事をする上でどのような点に気を付ければ良いのかを、丁寧に指導いたします。

当クリニックの (腎)泌尿器科診療の流れ flow

  1. 受付・問診

    まずは飼い主様の気が付いたワンちゃん・ネコちゃんの異変や、年齢、生活環境、食餌の内容などをお伺いします。

  2. 身体検査

    視診、触診などの身体検査の後、必要と考えられる検査について説明し、合わせて費用についても説明いたします。血液検査、レントゲン検査、超音波検査、尿路造影検査などを行い、患部の状態と全身状態を評価します。

  3. 今後の治療計画のご説明

    検査の後、必要な治療を提示し、外科手術が必要な状況であればそれについて詳しく説明いたします。飼い主様と相談の上、生活環境や性格などを考慮しワンちゃん・ネコちゃんにとってストレスの少ない最良の治療を計画いたします。

  4. 会計・次回予約

    診療後はお会計をお願いいたします。その後、次回の診療をご予約ください。

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※急な用事や学会参加などで休診になることがあります