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院長ブログ BLOG

秋冬のフィラリア予防の重要性🦟

~調布市、三鷹市、府中市近隣にお住まいの飼い主様へ~
西調布犬猫クリニック 看護師兼トリマーの半田です。

今回は、『秋冬のフィラリア予防の重要性と蚊によるアレルギー』についてお伝え致します🫡

涼しい秋や寒くなった冬もなぜフィラリア予防をしなければならないのか?
また蚊に刺されることで引き起こされるアレルギーについてご説明致します。

① フィラリア感染症
まずはフィラリア症について今回は簡単にご説明します。
フィラリア(犬糸状虫)とは、蚊やブユに刺されることにより感染するとっても恐ろしい寄生虫疾患です🦟
フィラリアは犬猫の心臓や血管に寄生し、様々な循環器・呼吸器症状を引き起こします。

【感染経路】
主に蚊(アカイエカやブユなど)を介して感染します。
蚊がフィラリアに感染している犬猫を吸血した際に、フィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)を血液と共に吸血し、次に別の犬猫を吸血する際に感染させます。

【症状】
初期症状としては疲れやすく、散歩や運動を嫌がるようになります😣
進行すると咳や運動後の呼吸困難、血を吐くなど様々な症状を起こすようになり、心不全や呼吸不全により死に至ることがあります。

【重要なポイント】
潜伏期間:ミクロフィラリアは感染後、約6か月で成虫になります。冬季に感染した場合でも、春夏にかけて成虫になり、症状が出ることがあります。
感染の期間:体内でミクロフィラリアから成虫に成長するとその成虫は数年単位の長期間にわたり犬の体内に生存し、ミクロフィラリアを産出し続けます。

【予防と管理】
予防薬:月1回駆虫薬を服用することで幼虫の発育段階で駆除する事が可能です。
検査:投与する前に雌成虫寄生の有無を血液検査で確認しましょう。
↑❗ここが重要❗
フィラリアのお薬を投与する前に検査をされていらっしゃる方がほとんどだと思いますが、実はこれがとっても重要です!
体内にフィラリアの雌雄成虫が寄生していた場合、たくさんのミクロフィラリアが体内で生まれている可能性があります。大量にミクロフィラリアがいる状態で駆虫薬を使用すると死骸が血管を閉塞させたり、ショックを起こす危険があります!
予防薬による事故を未然に防ぐため、投与前に検査をする事を当院では推奨しております⚠️

【予防の重要性】
フィラリア感染症は予防が非常に重要です。成虫の駆虫は難しく(不可能ではないが数年間の治療が必要)、心疾患を引き起こす可能性があるため、費用も高額になります。

また、前述したようにフィラリアに感染したワンちゃんからさらに別のワンちゃんへと広がって行くため、みんなで予防する事でフィラリアに感染するリスクを大幅に下げる事が出来ます!
自分の愛犬だけでなく、地域全体でフィラリアを予防する事がお互いに快適に暮らせる重要なポイントです。

【なぜ冬も予防が必要?】
地域や気候によって異なりますが、最近の温暖化やヒートアイランド現象により冬でも蚊やブユを含め、ノミやダニなど虫たちの活動する期間が長くなっています。
特に温暖な地域や暖房の効いた室内飼育の場合、蚊の活動は通年続くこともあります。
❗ここが重要❗
フィラリアの薬は予防薬と言われておりますが、実際にはミクロフィラリア(フィラリアの幼虫)を駆除する薬です。一部の時期の幼虫に対してのみ効果を発揮するため、月1回投薬が必要です。また、蚊の活動時期プラス1か月を目安に服用を継続する必要があります。

② 蚊刺咬過敏症(ぶんしこうかびんしょう)
蚊刺咬過敏症という病気はご存知でしょうか?
なかなか聞き慣れない難しい病気のように感じますが、実は読んで字のごとく、蚊に刺されて起きるアレルギー症状の事です。人間でも起きる症状ですが犬や猫でも同じような症状が出ます。
これは、蚊の唾液に含まれる麻酔成分や血液を凝固させない為の成分などに対して、免疫系が過剰に反応することによって引き起こされます。

症状】
・皮膚の紅斑や腫れ、赤み
特に耳や顔などにブツブツとした湿疹や瘡蓋(刺されていない肉球に症状が出る事も)
・強いかゆみ、掻く事による脱毛や出血など

【治療】
・抗ヒスタミン薬やステロイドの投与による症状の緩和
・皮膚の掻き壊しを避けるための適切なケア(エリザベスカラーなど)

【蚊に刺されないために!刺されても寄生されないために!ぜひ、対策を!】
1.定期的な予防薬の使用
① 犬用フィラリア経口予防薬(+αノミ、マダニ予防)
・ネクスガードスペクトラ
・シンパリカトリオ
② 犬用フィラリア経口予防薬
・イベルメックチュアブル
・パナメクチン錠
③ 猫用フィラリアスポット予防薬(+αノミ、マダニ予防ect…)
・レボリューションプラス
・ネクスガードキャットコンボ
当院でも扱っております🏥

2.虫除け薬
蚊などに刺されるのを防ぐためのハーブなどを用いたものも市販されています。
(動物に安全なものをご使用下さい🐶🐈)

3.環境の管理 
室内外の清掃:落ち葉や草むら、水溜まりなどを取り除き、蚊の繁殖場所を減らす。

4.物理的な防護
ベッドやケージに虫除けネットなどを使用。

5.屋外での活動時間調整
蚊が多い時間帯や場所を避けたり、服を着せて身体を保護する。

6.定期的な健康チェック
虫に刺された跡がないか身体チェック。

【注意点】
重症例や感染の兆候が見られる場合は、早めに獣医師に相談してください。
ご自宅での対策だけでなく、地域全体で蚊の発生を抑える努力も重要です。

冒頭でも触れましたが、蚊やブユはフィラリアを媒介する虫です。
年々気温の高い日が長期化し、11月や12月でも蚊は勿論、ノミやダニに寄生される事例も増加しております。
またワンちゃんはご存知の通りですが、ネコちゃんもフィラリアに感染します。万が一感染した場合、ワンちゃん以上に死亡率が高いため、予防が肝心です🐱

🐶ワンちゃんは、夏休みや秋の連休などで旅行やキャンプなどのレジャーでお外に出る機会が増えるかと思いますが、それに伴い蚊に刺されるリスクが増えます。
【体験談】
キャンプに行ってブユに刺されてしまい、飼い主様は激しい痒みと湿疹、ワンちゃんは体や顔を掻きむしってパンパンに腫れて血だらけになった子を見たことがありますがとっても辛そうでした💦

🐱ネコちゃんはベランダでの日向ぼっこや、室内に侵入した蚊に刺されるリスクがあります。
【体験談】
耳や顔にブツブツと瘡蓋が出来て、掻きすぎて眼まで腫れてしまった子も💦

最近では猛暑の影響で、夏本番よりも少し気温が落ち着いてくる9月~の残暑に蚊やノミ、マダニが多いとも言われております。

ノミやダニもアレルギーの原因になったり、動物と人間の共通の感染症(SFTFなど人獣ともに死亡例あり)を引き起こしたりと様々な問題が増えています。
当院では、フィラリア、ノミ、マダニ、内部寄生虫も駆除出来るオールインワンタイプのお薬がございます。

気温の下がる秋🍁や冬❄️も予防薬の投与や虫除け対策をしっかり行い、家族であるワンちゃんネコちゃんと快適に過ごしましょう!

西調布犬猫クリニックでは、フィラリア検査や各種予防薬もお取り扱いがございます!
お気軽にお問い合わせください🐾

worries このような症状・お悩みは ありませんか

各種予防ワクチン、去勢・避妊手術をはじめ、
歯科、眼科、整形外科・軟部外科、消化器科、循環器科など
幅広い診療科に対応しております。
気になる症状があれば、何でも気兼ねなくご相談ください。

    • 皮膚が赤い・ベタつく
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    • 水をたくさん飲む
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    • おもちゃを飲み込んだ
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    • 咳が多い・心音がおかしい
    • お腹が張っている
    • 怒りやすい・呼吸が早い

予防診療について preventive medicine

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    獣医師だけでなく、国家資格を持った動物看護師も積極的に治療・看護に参加しています。動物を見る目が増えることであらゆる角度からのサポートが可能になります。

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