お知らせ

2013.11.20更新

いや〜、今日は何を書こうかな〜なんて考えてたんですがなにも思いつかず・・・think
 
パッと目に入ってきたのが顕微鏡だったので、これについて少し書かせていただこうかなと思いますcoldsweats01。私、話しが長くなる傾向がありますので、さらっと書きます。

これが当院の顕微鏡ですsign03

オリンパスの結構いいもの使ってます。1000倍まで拡大してみることができますsign03

何を見るかと言うと、便や尿のなかに怪しいものがないかな?eyeとか、耳あかの中になにか隠れていないかな(耳ダニなど)?eye

皮膚病の部分を少し削ってニキビダニや疥癬の原因になるヒゼンダニ、それにツメダニ、シラミなんかが隠れていないかな?eyeなんて感じです。

それともうひとつ大事なことがあります。それは細胞を見ますsign03

体の表面や内蔵などいたるところにできたできものから採取した細胞を見て病気かどうか判断しますpen

炎症なのか?腫瘍なのか?


腫瘍であるならば上皮性なのか非上皮性なのか?、良性なのか?悪性なのか?という判断をします

ちなみにこれは上皮系の良性腫瘍です。
 

こちらは
非上皮系腫瘍です。



しかし細胞診ですべてがわかるかというとそうではなく、感覚としてはこれが何なのかのあたりをつけるといった感じですね。
ただその中でもリンパ腫や肥満細胞腫などは細胞診で診断できることもあります。

これは悪性リンパ腫の細胞の写真です
 

細胞診とは腫瘍診断の入り口となるすご〜く大事な検査ですsign01。その判断をするための顕微鏡ってとっても大事なものなんですsign03


からだにシコリを発見した際には一度動物病院にて診察を受けましょう。腫瘍治療の大事なことは早期発見早期治療ですsign03





調布市を始め、府中市、三鷹市、小金井市、武蔵野市、狛江市、稲城市からの患者様も来院されています。腫瘍でお困りの方は西調布犬猫クリニックまでご相談ください。

投稿者: 西調布犬猫クリニック

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